プロフィール

のこりやを書いている、なおといいます。関西に住んでいます。

先にはっきり書いておきます。わたしは不動産の専門家ではありません。宅地建物取引士でも、司法書士でも、税理士でもない。空き家を相続した経験もまだありません。

では何なのかというと、親の家をこの先どうするのか考えはじめた、ただの一人です。

親はまだ元気です。でも実家は築五十年近くになっていて、いずれ誰も住まなくなる日は来る。そのときに何をどうすればいいのか、わたしは何も知りませんでした。

空き家のことを調べはじめた理由

きっかけは、近所の家でした。

何年も人の出入りがないまま、庭の木が道路までせり出している家があります。持ち主がいないわけではないはずです。ただ、手がつけられないまま時間が過ぎている。そういう感じの静けさでした。

あれを見て、うちも同じようになるかもしれない、と思ったんです。

それで調べはじめたのですが、想像以上に分かりにくかった。制度の説明は役所の言葉で書いてあって読み解けない。かといって不動産会社のサイトを見ると、今度は「まずは無料査定を」で話が終わる。その手前で足踏みしている人間が知りたいことは、どこにも見当たりませんでした。

売ると決めていない段階で、何を調べればいいのか。査定を頼んだら断れないのか。兄弟にはどう切り出すのか。

自分が知りたかったことを、調べながら書いています。それがこのサイトです。

記事を書くときに守っていること

取引の結果は約束しません

売れることを請け合うような書き方はしません。不動産の取引がどうなるかは、わたしには分からないからです。

値段についても同じです。相場の考え方までは書けますが、あなたの家がいくらになるのかは、実際に査定を取ってもらうしかありません。

制度は自分で原典に当たります

空き家と相続まわりの制度は、毎年のように変わります。だから他のサイトの説明は写しません。国土交通省や法務局、国税庁の資料を自分で見てから書く。そう決めています。

そのうえで、どこで確認したのかと確認した日付を記事に残しています。読んだのが半年後なら、もう内容が変わっているかもしれない。そのときに自分で原典を見直せるようにしておくためです。

税金と登記のことは、判断まで踏み込みません

三千万円の特別控除が使えるかどうか、相続放棄をすべきかどうか。こういう個別の判断は、税理士と司法書士の領域です。わたしが答えていい範囲を超えています。

制度がどういうものかという一般的な説明と、原典の場所まではお伝えします。そこから先は専門家に聞いてください、という書き方になる。もどかしいと思いますが、ここは線を引いています。

都合の悪いことも書きます

サービスを紹介する記事でも、向いていない人や引き受けてもらえない条件は書きます。読んだ人が申し込んでから「そんな話は聞いていない」となるほうが、お互いに損だからです。

広告について

このサイトには、広告が含まれる記事があります。リンク経由で申し込みがあると、わたしに紹介料が入る仕組みです。

ただ、紹介料が高いという理由だけで順番を決めることはしません。読んだ人の状況に合わないものを勧めても、結局は成約しないので意味がない、というのが正直なところです。

書けること、書けないこと

書けること

制度の一般的な説明と、確認した原典の場所
売れない家にどういう型があるのか
申し込む前に確認しておくこと、断りたくなったときの手順
実際に問い合わせてみて分かったこと

書けないこと

あなたの家がいくらで売れるか
税金がかかるかどうかの個別の判断
相続登記や相続放棄の手続きの代行
不動産の売買や仲介そのもの

さいごに

実家をどうするかという話は、お金の計算だけで割り切れるものではないと思っています。

売ったほうが合理的だと分かっていても、決められない。親がまだ元気なうちにそんな話をするのは気が引ける。兄弟と話すと角が立つ。そういう理由で止まっているほうが、たぶん自然です。

このサイトは、決断をせかす場所にはしないつもりです。決めるための材料を、調べた順番のまま置いておく。それくらいがちょうどいいと思っています。

記事の内容に誤りを見つけたら、お問い合わせから教えてください。確認して直します。